GX関連外国企業に対する支援プログラム
GX関連外国企業進出支援事業
本プログラムは、GX(グリーントランスフォーメーション)関連外国企業※のアジアヘッドクォーター特区への進出を支援するため、対象企業に対して「支援プログラム」の提供と「補助金」の交付を行います。
※GX関連分野で高い技術力を有する、外国法に基づき設立された法人(主たる業務として資産運用業を営む法人を除く。)
*アジアヘッドクォーター特区とは、「東京都心・臨海地域」「品川・田町駅周辺地域」 「新宿駅周辺地域」 「渋谷駅周辺地域」「羽田空港跡地」「池袋駅周辺地域」の6つの地域を指す。
①支援プログラムの提供
- 広報活動
- コンサルティング
- ビジネスマッチング
- 本補助金に係る申請手続き
②補助金の提供
- 1か年度目:補助対象経費の10/10 以内、最大 5,000 万円
- 2か年度目:補助対象経費の2/3以内、最大 3,400 万円
- 3か年度目:補助対象経費の1/2 以内、最大 2,500 万円
- 4か年度目:補助対象経費の1/3 以内、最大 1,600 万円
応募
期間
令和6年5月13日(月曜日)から令和6年7月12日(金曜日)23時59分まで(日本時間)
※今年度の募集は終了しました。
提出先
事務局連絡先(admin@tokyo-gxprogram.com)へ送付ください。
対象
GX関連分野で高い技術力を有し、令和6年度に新たにアジアヘッドクォーター特区内に拠点を設立の上、事業を開始する外国企業(詳細は、令和6年度 募集要項を参照)
詳細は以下の資料をご参照ください。
令和6年度 申込書類
問合せ先
事務局連絡先(admin@tokyo-gxprogram.com)へ問い合わせください。
参考
GX領域(例)令和6年度補助金交付企業の声
BluWave(カナダ)


- 事業内容:BluWave-aiは、再生可能エネルギーの活用や電気自動車への転換をより容易にします。人工知能とクラウド環境を活用することにより、再生可能エネルギーの安定的な供給を実現し、コストやカーボンフットプリントの最適化を図り、結果として再生可能エネルギーの活用効率を10〜20%向上させます。
- URL:https://www.bluwave-ai.com
- BluWave-aiはカナダで生まれ、その後米国、欧州、インド、アラブ首長国連合と活躍の場を広げ、遂に日本市場に参加することになり、喜ばしく思っております。日本には複数の大規模な送電網がありますが、それぞれが独立して運営されており、相互の連携は限定的です。当社のAIを駆使したグリッド最適化ソフトウェアを通して、このような課題を克服して再生可能エネルギーの効率的な活用を促進し、日本のエネルギー転換に貢献できるものと確信しております。この度はTokyo GXのご支援の元、日本法人であるBluWave Inc. Japan合同会社を設立し、日本における活動の拠点を築くことができました。 - Devashish Paul - CEO, BluWave Inc. & Representative Director, BluWave Inc. Japan G.K.
Circularise(オランダ)


- 事業内容:Circulariseは、企業がサプライ チェーンの透明性、規制遵守 (ESPR、ISCC)、持続可能性の目標を達成するために役立つ製品追跡プラットフォームです。特許取得済みのテクノロジーにより、機密性の高いビジネス情報を保護しながら、安全なデータ共有、デジタル製品パスポート、監査対応レポートが可能になります。
- URL:https://jp.circularise.com/
- Circulariseでは、透明性こそが真の循環型経済の基盤であると考えています。GX補助金の支援を受けてCircularise Japan株式会社を設立したことは、日本の製造事業者やサプライチェーンパートナーが持続可能性とコンプライアンスの目標を達成する上で大きな一歩となります。当社の高度な製品トレーサビリティプラットフォームにより、企業はESPRなどの厳格な規制を満たし、ISCCなどの国際認証基準を順守し、安全なデータ共有と監査対応レポートを通じて新たな効率性を実現できます。日本は持続可能性への強い取り組みと製造業における業界のリーダーシップにより、当社が影響力を発揮するのに理想的な市場となっています。日本でのコラボレーションと最先端のテクノロジーを通じて、より透明性が高く、責任ある循環型サプライチェーンへの移行を日本企業に支援していきたいと考えています。 - Jordi de Vos - Founder
Eatron Technologies(イギリス)


- 事業内容:イートロンは、持続可能な社会への貢献を目指し、バッテリーの潜在能力を最大限に引き出すための研究開発に注力しています。イートロンのAIによる最適化技術は、バッテリーの安全性、寿命、性能の限界を引き上げることで、バッテリーの火災を未然防止、長寿命化、さらには、性能効率の向上に寄与します。
- URL:https://eatron.com/
- この度は、私たちはイートロンのソフトウェア技術を日本にご紹介できる機会を頂きありがとうございます。自動車・モビリティ分野における、日本の高度な技術革新とリーダーシップは世界の知るところです。バッテリーと電気自動車の安全性、寿命、性能を向上させる私たちの技術で、東京の積極的な環境イニシアチブに貢献し、ネットゼロの将来に向けて温室効果ガス排出量の削減とエネルギー効率の向上に寄与します。今回の子会社の設立は、日本市場における私たちの長期的なコミットメントを示すものであり、こちらで優秀なチームを組成し、日本のお客様のサポートに尽力いたします。それにより、東京の持続可能性の向上と経済成長に向けた旅の一翼を担えることを誇りに思います。 - Dr Umut Genc- Founder - CEO
Nyobolt(イギリス)


- 事業内容:ナイオボルトは独自の急速充電技術を通じて、バッテリーパフォーマンスの可能性を最大限に引き出すことに特化した企業です。新素材、革新的なセル設計、効率的なソフトウェア制御、高度なパワーエレクトロニクスを活用し高出力密度のバッテリーを製造。コンパクトでありながら超高速充電を実現しました。私たちの技術は長い稼働時間と迅速な再充電を必要とする製品やサービスの電動化への道を切り開きます。
- URL:https://nyobolt.com/
- 私たちのグローバル事業におけるマイルストーンとなるナイオボルトジャパンの設立を心から嬉しく思います。日本は1991年に世界で初めてリチウムイオンバッテリーを製造・商業化した国です。クリーンエネルギーソリューション、二酸化炭素排出量の削減に重点をおく先進的な製造にいち早く着手した日本こそがナイオボルトの最先端急速充電バッテリー技術のさらなる成長にふさわしい環境だと考えました。私たちが日本で事業展開することで、日本のみならずアジア太平洋地域の持続可能なエネルギーソリューションへの移行を加速できると確信しています。ナイオボルトジャパンは日本のパートナーと密な連携を可能にし、グリーンエコシステムの成長に貢献します。電気自動車、モバイルエネルギーアプリケーション、AIを活用したオートメーション、データセンターの電力インフラなどの産業をサポートするために蓄電技術の限界に挑戦しつづけます。 - Dr Sai Shivareddy - CEO and Founder of Nyobolt
Tokamak Energy(イギリス)


- 事業内容:トカマクエナジーは、クリーンで無限のフュージョンエネルギーを商業化し、今日の世界を変えることができる高温超伝導(HTS)応用の新たなレベルの性能を可能にする特許技術を持つ、世界をリードする商用フュージョンエネルギー企業です。
- URL:https://tokamakenergy.com/
- 私たちは、トカマクエナジー株式会社をフュージョンエネルギーと革新的な高温超伝導(HTS)マグネット技術で日本をリードするハイテク事業として確立する確固たる野心を持っています。日本は、太陽と星のエネルギー源であるフュージョンによって将来のエネルギー需要を達成することを見込んでおり、クリーンで無限のエネルギーを実現するために、私たちの経験と専門知識を用いて主導的な役割を果たすことができます。これは我が社にとって誇らしい瞬間であり、成長し続けるグローバルビジネスにとって新たな章の始まりとなります。 - Ross Morgan - Tokamak Energy's Director of Strategic Partnerships
Trevi Systems(アメリカ)


- 事業内容:Trevi Systems は、エネルギー効率の高い淡水化、廃水(排水)処理、塩水管理のための、正浸透技術を専門としています。弊社の革新的なソリューションは、持続可能でより効率的な水の再利用を可能にすると同時に、エネルギー消費と運用コストを大幅に削減し、世界中の産業、自治体、遠隔地のコミュニティにとって、水処理をより利用しやすくします。
- URL:https://www.trevisystems.com
- Trevi Systems は、正浸透プロセスを活用して、持続可能な水ソリューションの推進に尽力しています。弊社の使命は、水処理のエネルギー効率を高め、利用しやすいものにし、淡水化、廃水(排水)リサイクル、塩水管理における重要な課題に取り組むことです。東京オフィスを通じて、日本のグリーン トランスフォーメーション (GX) イニシアチブをサポートする、エネルギー消費が少なくコスト効率の高い水処理システムを導入することを目指しています。自治体、産業施設、再生可能エネルギー開発業者など、業界の主要プレーヤーと協力することで、持続可能でより効率的な水資源管理と循環型経済を実現します。弊社の取り組みを日本およびアジア太平洋地域において継続し、各業界の環境目標と運用目標の達成を支援していきたいと考えています。 - John Webley - CEO
Unravel Carbon(シンガポール)


- 事業内容:Unravel Carbon(アンラベルカーボン)は、最先端のAIを活用したサステナビリティプラットフォームで、企業の排出量の測定・追跡・削減およびESGデータの管理をご支援いたします
- URL:https://www.unravelcarbon.com/
- Unravel Carbon(アンラベルカーボン)は、企業の脱炭素化をご支援することを使命としています。私達の最先端のAI技術により、企業のデータをわずか数分でサプライチェーン全体の炭素排出量データに変換し、詳細な排出量分析をご提供し、適切な気候変動対策をご提案します。気候科学とAI技術を融合し、サステナビリティや炭素排出量データの管理を複雑化させている根本的な課題を自動化により解決します。これまでのグローバル企業のサステナビリティチームを支援してきた実績を活かし、日本市場での取り組みをさらに強化するとともに、東京都および日本のGX目標達成に貢献してまいります。 - Kevin Teng - Co-founder & CTO
令和5年度補助金交付企業の声
LAVO Hydrogen Storage Technology(オーストラリア)


- 事業内容:長期間、高密度で水素を貯蔵することが可能な独自技術を保有し、水素貯蔵システムを製造。安全かつ小さい設置面積で高密度の水素貯蔵や輸送を実現
- URL:https://www.lavo.com.au/
- 私たちはLAVOという、革新的な貯蔵技術、デジタル技術、ビジネスモデルを通じて、クリーンエネルギーのアクセス性、信頼性、効率性の向上に取り組むテクノロジー企業です。私たちの使命は、今日の誰もがクリーンエネルギーにアクセスできるようにすることです。LAVOは、東京のグループ会社を通じ、当社のAIベースのデジタルソリューションと統合された、(特許取得済みの)安全な水素固定技術を利用して、長期的な再生可能エネルギーの貯蔵と供給のソリューションを提供します。 テレコムタワー事業者、太陽光・風力発電事業者、電力会社、商業・産業ビル電力管理会社などの分野における日本およびアジア太平洋の産業パートナーや顧客のニーズに対応することで、東京のグリーンエネルギーへの移行に貢献し続けます。 - Yoshio Kaamaru-LAVO Japan LLC Country Manager
Polycharge(米国)


- 従来品と比較してエネルギー効率の向上を実現する高性能の小型・軽量コンデンサを製造。高いエネルギー容量、高温耐性を必要とする用途を含め幅広い産業分野で使用が可能
- URL:https://www.polycharge.com/
- PolyChargeは、イノベーションと持続可能性に対するアジア地域のコミットメントを認識しており、日本と東京のダイナミックな市場における成長機会に興奮しています。今後も当社のプレゼンスを高め、東京のグリーン化に貢献していきます。当社の最先端のエネルギーソリューションは、日本の環境目標に沿っているだけでなく、より持続可能で効率的な未来への道を開くものです。日本のパートナー企業やステークホルダーと協力することで、PolyChargeはより環境に優しく、より持続可能な都市東京のビジョンにおいて中心的な役割を果たし、テクノロジーとイノベーションを通じてポジティブな変化を推進することを目指しています。 - Steven Yializis - COO and Director of PolyCharge America | President and Chairman of PolyCharge Asia GK
Ridecell(米国)


- カーシェアリング含む多分野のモビリティサービスを対象にした配車管理システムを開発・提供。配車管理を効率化することでCO2排出量を削減
- URL:https://ridecell.com/
- Ridecellでは、持続可能かつ安全で生産的な未来のために、モビリティのデジタル化とインテリジェントオートメーションを推進しています。ウーブン・バイ・トヨタ、デンソー、三井物産、三菱商事、ソニーなど、すでにいくつかの日本の大手企業が出資者となっています。2030年までに温室効果ガス排出量を2000年比で半減させるという東京都の目標に沿って、グリーンで効率的な運輸セクターの構築を目指しています。Ridecell Cloudは、大手自動車メーカー、リース会社、レンタル会社の車両利用の最適化や代替燃料車の採用を支援し、炭素削減に大きく貢献することができるでしょう。我々の努力が認められ、東京GXの助成プログラムにノミネートされたことは名誉なことです。我々は共に、より環境に優しく、より持続可能な未来に向けた道を作り上げてまいります。 - Babak Khademi - Director, Strategic Business Development
TactoTek(フィンランド)


- 3D射出成型プラスチック内へのプリントエレクトロニクス及び電子部品の統合技術を提供。製造過程を簡素化し、部品数の削減、軽量・薄型化により、製造時のCO2排出量を削減
- URL:https://www.tactotek.com/
- TactoTekのスマートサーフェステクノロジー、In-Mold Structural Electronics(射出成形構造エレクトロニクス) (IMSE ®) は、(OEM企業とブランド企業が顧客満足度を高めるため)自然で直感的なユーザー体験を提供します。IMSEソリューションはクリーンで持続可能な技術を使用して製造されます。長年にわたりTactoTekは、Marklines社、Cornes社、京セラ(TactoTekのライセンシー)との重要なパートナーシップ、ならびに自動車、家電、コネクテッドホームおよび工業関連市場の多くのOEM企業およびブランド企業との提携を含め、日本市場における各社との提携に取り込んできました。これらの提携関係を大切にし、IMSEソリューションの範囲を拡大し新たな関係を構築するために、TactoTekは、東京都のGX補助金プログラムからの支援を得てTactoTekの拠点を東京に開設するなど、日本市場へ強くコミットします。 - Jussi Harvela - CEO