CASE40 料理教室、オンライン料理サロンの運営を手掛けるヒゼ合同会社代表のスタートアップビザ取得および会社設立をサポート

ヒゼ合同会社代表
チェヒゼ様
http://hizesensei.com/
「ヒゼ合同会社」は、韓国出身のチェヒゼさんが2024年に東京で設立した会社です。「韓国の安心で上質なものを大切な人に届けたい」をコンセプトに本場の韓国料理を伝える料理教室やオンラインサロンの運営、食品会社と提携したオーガニック韓国調味料の販売事業を手掛けています。さらに、2025年には日本の食品会社とコラボレーションし、正月のお節料理の韓国料理の監修を行うなど、幅広く食に関する事業を行なっています。 大学で美術や伝統食文化について学んだ代表のチェヒゼさんは、韓国でレストラン経営をする傍ら、個人経営レストランのコンサルティング、メニュー開発などに携わりました。 また、ソウル・玉水で日本語でも参加できる韓国料理教室 「one day cooking class」を運営したほか、「韓国ドラマの定番ご飯(2021年出版)」をはじめとする2冊の料理本を日本で出版しました。
チェヒゼさんは、「韓国ではたくさんの流行が生まれてはすぐに消えていきますが、私はこれまでの経験から、日本の韓国好きの皆さんへ長く残る本物の韓国をお届けする自信があります」と笑顔で話します。ヒゼ合同会社は「韓国の安心で上質なものを大切な人に届ける」ため、本格的に事業を推進中です。
ビジネスコンシェルジュ東京(BDCT)によるサポート
- 東京での起業に向けたアドバイス
- スタートアップビザの申請サポート
東京を拠点に選んだ理由
韓国の大学を卒業後、料理を研究するために日本の料理専門学校に留学しました。その時に出会ったたくさんの日本人の友人と交流を深め、自分の得意とする韓国料理に関するビジネスを日本で始めるために、韓国に帰国し、約10年間料理教室を運営し実績を積みました。その後、日本の出版関係者との出会いなどを機に、日本で料理本を出版しました。そして、本の発売や日本における韓国料理への関心の高まりなどをきっかけに日本での起業を決意しました。
東京は、経済・商業の中心で人口も多くビジネスチャンスが多くあることから迷わず拠点として選びました。
ビジネスコンシェルジュ東京を利用した感想
東京都のスタートアップビザを申請するにあたり、BDCT赤坂窓口で申請書類を提出し、東京都による事業計画書等の確認を受けて、証明書を取得することができました。そして、その証明書を持って、BDCTと同じフロアにあるTOSBEC赤坂の入国管理ブースで在留資格認定証明書の交付申請の手続きができ、出入国在留管理局(入管)に赴かずに、入管の審査を経て無事にスタートアップビザを取得することができました。
周りで東京でのビジネスに興味のある人がいたら、BDCTを薦めるようにしています。相談員の方々が英語での対応ができるという部分も周りにお薦めできる要因になっています。
今後のビジネス展開
これまではオンラインサロンを通じて、日本の皆さんへ「安心で上質」な韓国を伝えてきました。今後は、料理本を出版した際に経験したテレビやラジオへの出演などの機会も活かしながら、日本の皆さんに韓国の食文化を一層身近に楽しんでもらえるように力を入れていきたいと思います。また、個人経営レストランのメニュー開発やコンサルティング経験を活かし、日本でも本場の韓国の味・雰囲気を味わっていただけるようなプロデュース事業も手掛けていきたいです。
そして、将来的には、現在主軸となっている食に関する事業に加えて、韓国の物品販売などのセレクト事業などに参画していき、韓国の安心で上質な文化をより一層広めて行きたいと考えています。